(英文の訂正により、第二段落から英国での抗議活動に関する記述を削除します)
Tim Hepher
[パリ 21日 ロイター] - 欧州航空機大手エアバスが、週4日のオフィス勤務を義務づける方針を緩和したことが、関係筋の話で分かった。労働組合の抗議やスペイン工場での相次ぐストライキを受けた。
エアバスはホワイトカラー社員に対し、現在週3日となっている出社日を9月までに週4日に増やす計画を打ち出していた。これに対し、スペインでは7月から断続的なストが行われ、フランスでも散発的な抗議が起きていた(訂正)。
エアバス広報担当者は「われわれの目標は変わっていない。集団としての効率性向上、知識の伝達、意思決定の迅速化を確実にするため、出社率を高めることを目指している。ただ、実効性ある変化には社員の声に耳を傾けることが必要だ。従業員のフィードバックを踏まえ、この移行をより緩やかに進めることを決めた」と付け加えた。
ファウリー最高経営責任者(CEO)は、記録的な需要に応えるため、対面でのスキル共有の確保を目指し、社員のオフィス復帰を主導してきた。
同社でのストは異例で、スペインでの抗議の激しさはエアバス経営陣を動揺させており、経営トップが現地の対応について説明を求めているという。
労組によると、スペインではエアバスの従業員1万4000人のうち約40%が、在宅勤務、通勤、休暇、賃金などの問題を巡るストに参加。スペインの3労組は、より長期のストに向けた投票を行うため、24日に3時間の作業停止を呼びかけている。