Mariam Sunny

[20日 ロイター] - 米中西部ミシガン州の保健当局は20日、激しい下痢や腹痛を伴う感染症のサイクロスポラ症の集団感染に関連する症例が計1万4277件に上ったと発表した。前週から368件(約3%)増えたが、増加ペースが鈍化しており、感染拡大が収まり始めた兆しを示している。

当局はこれまでに、感染者数の増加は主に報告処理の遅れを反映したもので、新規感染は鈍化していると説明していた。

サイクロ‌スポラ症は寄生虫「サイクロスポラ」によって引き起こされる腸管疾患。感染は複数の州に広がったが、ミシガン州は被害が最も深刻となっている。

タフツ大学のジェフリー・グリフィス公衆衛生・医学教授は「新規症例という点で見ると、集団感染はピークを越えて鈍化したようだ。(7月12日までの週に報告された)ピークの3585人は直近の報告週のほぼ19倍で、大幅な減少と言える」と述べた。

グリフィス氏は、ミシガン州で患者数が減少しているのは、感染の媒介となった食品が全て消費されたか、市場から撤去されたか、あるいは日持ちの限界を過ぎたためではないかと指摘した。

今回の集団感染はアイスバーグレタスに関連しており、米消費者の信頼感を揺るがし、生鮮食品の摂取や外食を控える動きが出ている。

調査会社プレイサー・エーアイによると、米国のタコベル店舗の週間来客数は先週、年前半の週平均に比べて4.5%減少した。先月半ばには20%近く落ち込んでいた。

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