Juveria Tabassum Nicholas P. Brown

[20日 ロイター] - 米ウォルマートが20日発表した2027年度第2・四半期(26年5─7月)決算は、既存店売上高がアナリスト予想を下回った。ガソリン価格上昇で消費者が支出を控えた。ただ、電子商取引(EC)部門が好調で、今年初めて通期目標を小幅に引き上げた。

第2・四半期の米既存店売上高は2.6%増で、LSEGがまとめたアナリスト予想(3.8%増)を下回った。

1回の当たりの支出額を示す客単価は1.1%増と、第1・四半期と同水準だったが、前年同期の3.1%増を大きく下回った。

平均取引件数は1.5%増加。第1・四半期の3%増から鈍化した。

中核部門の食料品の売上高は1桁台半ばの伸び。玩具や衣料品を含む一般商品は1桁台前半の伸びだった。

ヘルス・ウェルネス部門の既存店売上高は1桁台前半の減少。インフレ抑制法に基づく適正上限価格の導入が900ベーシスポイント(bp)の押し下げ要因となった。同法の影響を除いた米国のコア既存店売上高は3.4%増だった。

ウォルマートは今年、7000品目以上で値下げを実施。広告や成長中のサードパーティー(第三者)によるマーケットプレイスなど収益性の高い周辺事業が利益率を下支えしている。

米国の広告事業「ウォルマート・コネクト」は43%増、EC売上高は24%増となった。

ウォルマートは、関税還付金を引き続き値下げに充てると表明した。関税還付金は、調整後営業利益を750bp相当押し上げたとしている。

27年度通期については、純売上高を4─5%増加、調整後1株当たり利益を2.80─2.87ドルに上方修正した。従来予想は純売上高が3.5─4.5%増、調整後1株当たり利益は2.75─2.85ドルだった。

第3・四半期(8─10月)の予想は、純売上高が3─3.75%増、調整後1株当たり利益は0.62─0.64ドルでアナリスト予想(純売上高=4.9%増、調整後1株利益=0.68ドル)を下回った。

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