[アンカラ 20日 ロイター] - トルコ国防省は20日、イスラエルによるシリア空軍基地への攻撃について、イスラエルの軍事介入が容認される状況は容認できないとし、イスラエルの行動に対し国際社会がより具体的で効果的な措置を講じるよう改めて求めた。またトルコはシリアの独自の軍事能力、インフラ開発に向けた取り組みを引き続き支援していくと表明した。
同省は定例会見で、イスラエルが標的とした空軍基地には、空爆の前や最中にトルコの軍事代表団はいなかったと説明した。イスラエルによる近隣諸国への軍事介入が日常的で容認されるとの認識の定着は断じて許されないと指摘。地域の平和と安定を脅かすイスラエルの行動に対し、国際社会はより具体的で効果的な措置を講じるべきと主張した。
その上で、シリアが独自の軍事能力とインフラを開発する取り組みを引き続き支援すると表明。トルコはシリアの主権と領土の一体性を保護し、安定的で安全な構造を実現する取り組みと貢献を続けていくと述べた。
イスラエル軍は18日、シリア・アレッポ近郊のアブ・アルドゥフール空軍基地を空爆。イスラエル首相府は、シリアがトルコ軍の同基地への展開を認めることで、安全保障問題でイスラエルと合意した現状を覆す寸前だったと主張。トルコ軍の展開はイスラエルの安全保障を脅かすとして、容認しない姿勢を示した。トルコは、イスラエルの主張に反発している。