Melanie Burton Shivangi Lahiri

[20日 ロイター] - オーストラリアの資源大手フォーテスキューは20日、中東情勢に起因するインフレで今後1年間の生産コストが上昇するとの見通しを示した。2026年度(25年7月―26年6月)の最終配当は1株当たり0.46豪ドルと前年の0.60豪ドルから減少し、過去8年間で最低となった。

生産コスト上昇の大部分が繰り延べられているため、27年度に販売する鉄鉱石のコスト上昇につながると説明した。

26年度の基礎的帰属純利益は前年度比2.8%増の34億7000万米ドル。ビジブル・アルファがまとめた市場予想の35億2000万米ドルとほぼ一致した。

年間出荷量が過去最高の2億0130万トンとなったことや、鉄鉱石価格の上昇が増益の主因。軽油価格の高騰を主因とするコスト上昇の影響を相殺した。

同社の鉄鉱石販売価格は乾燥トン当たり約90.7ドルと、前年の同84.8ドルを上回った。

フォーテスキューはまた、最近の貿易環境の変化により、中国市場における需要や実現販売価格が影響を受ける可能性があると説明した。中国の国有鉄鉱石調達企業、中国鉱産資源集団(CMRG)は利ざや低下に苦しむ国内製鉄所に有利な条件を引き出すため、鉄鉱石生産会社に対して一段と強硬な交渉姿勢を採っている。

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