[19日 ロイター] - 中国自動車大手の奇瑞汽車(チェリー・オートモービル)は19日、2026年中に英国で研究開発(R&D)拠点を新設すると発表した。同国における中国車需要の高まりに対応する。
ベッドフォードシャーの車両開発・試験施設「UTACミルブルック」内に、秋に開設する予定という。
奇瑞インターナショナルUKのゲーリー・ラン最高経営責任者(CEO)は「UTACミルブルックにより、われわれは乗り心地やステアリングから予防安全システムまで、英顧客の知見を製品開発に生かすことができる」と述べた。
英自動車工業会(SMMT)によると、中国メーカーは競争力ある価格設定を追い風に、今年上半期の英新車登録台数におけるシェアが約15%となり、25年通年の約10%から上昇した。
奇瑞はベッドフォードシャーの拠点について、当初は英顧客に合わせたシャシー(車台)と運転支援システムの構築に注力し、最終的には自動運転や人工知能(AI)へと事業を拡大すると説明。
UTAC英法人のバイスプレジデント、カースティ・アンドリュー氏は「これは個々の車両の試験をはるかに超える取り組みだ。われわれはこれを、奇瑞汽車との長期的なエンジニアリング関係の持続的な勢いと捉えている」と述べた。