法案は動物の遺伝子操作を一律に禁じるのではなく、動物の外見や本来の機能の改変を目的とした遺伝子組み換えを禁じる内容だった。

具体的には、「毛、皮膚、羽毛、うろこなどに斬新な色合いを持たせること」「爪や声帯の除去」、さらには身体的特徴の付加や除去なども禁止される。

対象となるのは犬、猫、ウサギ、モルモット、ハムスター、ハツカネズミ、鳥類、爬虫類、両生類、魚類など一般的な家庭用ペットで、違反した場合の罰金は動物1匹あたり5000ドル以上とされていた。

法案を支持する側は、動物が「斬新な商品」と化すことを防ぐために必要だと主張した。新興技術によって「デザイナーペット」ブームが巻き起こる恐れがあると動物愛護団体は指摘。健康に及ぼす長期的なリスクが分からない状況で、後にそうした動物が捨てられた場合、動物保護施設の過密状態に拍車がかかりかねないと訴えた。

法案の審議は順調に推移しているように見えた。州下院が全会一致で可決した後、上院のビジネス・専門職・経済開発委員会も、6対0の全会一致で通過させた。

しかしロサンゼルス・タイムズ紙によると、上院歳出委員会では審議が滞って継続審議扱いとなり、会期中にそれ以上の進展はなかった。

反対派の主張とは
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