[東京 20日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反発し、前営業日比1%(656円07銭)高の6万5982円49銭となった。金利低下を好感した米国株式上昇を受け、日本株も買いが先行。一時、前営業日比1.53%(998円90銭)高の6万6325円32銭まで上昇した。ただ、中東情勢が改善しておらず、買い一巡後は伸び悩み、中盤から高値もみ合いとなった。

・米財務省が長期・超長期債の買い入れ消却(バイバック)を倍増する流動性支援策を発表したことで米金利が低下、これを受けた米株高の流れが波及。

・半導体株が物色の中心だが、金利低下を受け不動産株などにも買い。

・中東情勢の不透明感が残る中で、バリュー株、ディフェンシブ銘柄が相対的に優位に。資生堂などが年初来高値を更新。

・TOPIXは0.91%高の4048.72ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は4兆3596億4200万円。

・東証33業種では、値上がりは輸送用機器やゴム製品、サービスなど25業種、値下がりは非鉄金属やガラス・土石製品、電気機器など8業種。

・個別では、トヨタ自動車が大幅高。キオクシアHLDGも高い。住友金属鉱山が上昇したが、東京エレクトロンは軟化。三菱UFJフィナンシャル・グループもさえない。

・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1143銘柄(73%)、値下がりは367銘柄(23%)、変わらずは46銘柄(2%)。

<岡地証券 投資情報室長 森裕恭氏>

「きょうのところは米金利の低下が手掛かりにされた格好。これを受けて買い戻しが活発化した」

「好決算銘柄については押し目買いが入る。全体的に好調だった第1四半期決算が下支え要因に」

「個々の銘柄のボラティリティが高いなら、中長期的な流れに変化がないと見極めた投資家は、突っ込んだらすかさず買いを入れる。そのため、戻りのペースが速くなるようだ」

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