[20日 ロイター] - 香港の複合企業CKハチソンは20日、パナマに対する国際仲裁手続きを開始したと発表した。パナマでの投資が「破壊」されたとして、15億ドル超の損害賠償を求めている。

同社は、パナマがこの2年間の一連の措置により投資保護協定に違反し、最終的に「バルボア港とクリストバル港のコンセッション(事業運営権)契約の破壊と港湾ターミナルの接収」に至ったとしている。

パナマの経済省と大統領府は、ロイターのコメント要請に直ちに応じなかった。

CKハチソンは、トランプ米大統領がパナマ運河沿いの港湾の中国による所有に反対し、パナマが国内の港湾運営権契約を取り消して以降、外交上の争いに巻き込まれてきた。

法的係争は、パナマのターミナルを含む世界数十の港湾を、ブラックロックや地中海海運会社(MSC)などで構成するコンソーシアムに売却するCKハチソンの計画を複雑にしている。関係筋によると、コンソーシアムには中国遠洋海運集団(COSCO)も含まれる。

CKハチソン傘下のパナマ・ポーツ・カンパニー(PPC)は、パナマの最高裁が同社によるパナマ運河の2港の運営認可を無効としたことを受けて2月に開始した別の国際仲裁手続きを引き続き進める。

PPCは30年近くにわたりパナマ運河近くのバルボアとクリストバルの両ターミナルを運営してきた。

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