[ブダペスト 19日 ロイター] - ハンガリーのマジャル首相は同国のパクシュ原子力発電所について、主要な冷却水源であるドナウ川で実施している土木工事により、原発周辺の水位を十分な高さに維持できる見通しとなり、全面停止を回避したと明らかにした。

また、停止中の6基のタービンの再稼働を23日にも開始し、27日か28日までにフル稼働に戻る可能性があると述べた。

同原発はハンガリーの電力の約半分を供給しているが、記録的な干ばつでドナウ川の水位が過去最低となる中、8基あるタービンのうち稼働は2基のみにとどまり、発電能力の25%で運転してきた。

マジャル氏はフェイスブックに投稿した動画で「現在稼働している2基のタービンのいずれも停止する必要はないと確信を持って言える。停止が必要となる水位を上回る状態を維持できる見通しだ」と述べた。

原発付近で実施した土木工事により、水位を既に10─15センチ引き上げることに成功したと説明した。

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