Arriana McLymore Anuja Bharat Mistry

[19日 ロイター] - 米化粧品大手エスティ・ローダーが19日発表した通期利益見通しは、多くの市場予想を上回った。最高経営責任者(CEO)が進める再建戦略により、高級香水の需要が持続し、主要な成長市場である中国で好調な業績が続くと見込んでいる。

四半期決算も予想を上回り、同社株は約16%上昇して取引を終えた。

2027年度の調整後1株利益見通しは3.10─3.35ドルで、中央値はLSEGがまとめたアナリスト予想(3.18ドル)を上回った。

第4・四半期の売上高は36億3000万ドル、調整後1株利益は0.39ドルで、ともに市場予想(35億4000万ドル、0.32ドル)を上回った。

富裕層や若年層の底堅い消費がエスティ・ローダーの高級香水やスキンケア商品への需要を押し上げている。同社は純売上高がそれぞれ横ばいと減少にとどまったメークとヘアケアの部門でも同様の勢いを取り込みたい考えだ。

好調を維持するため、同社は高価格帯商品の投入を加速させている。ステファン・デ・ラ・ファブリーCEOの再建戦略の下、サプライチェーンを合理化し、技術革新とマーケティングへの投資を拡大してきた。

同氏は決算説明会で、同社は流通チャネル全般や新規市場へのブランド展開に「一段と注力」し、「消費者向けの投資」を増やしていると述べた。

同社は消費者向け投資を拡大した結果、新製品と既存製品により中国で高い有機的売り上げ成長が見込めるとした。デ・ラ・ファブリー氏は中国市場向けの値引きや特別セールの回数を減らしたと述べた。

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