Nate Raymond
[19日 ロイター] - トランプ米大統領は、6州の連邦地裁の判事候補9人を新たに指名した。税金で運営される宗教系チャータースクールを容認する立場を取ったオクラホマ州の弁護士や、トランプ氏が1期目に任命した判事が性的不祥事を巡り辞任した後に空席となっているアラスカ州の判事ポストを埋める候補が含まれる。
トランプ氏は18日夜、自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への一連の投稿で、指名を発表した。11月3日の中間選挙後に上院の多数派が交代する可能性があり、共和党が主導する上院が新たな判事を承認できる時間は残り少なくなっている。
6州はいずれも共和党が主導するオクラホマ、アラスカ、テキサス、ケンタッキー、ルイジアナ、フロリダで、指名された9人は上院で承認されれば、終身任期の連邦地裁判事となる。
上院の議事日程を踏まえると、候補者が本会議での承認採決に付されるのは、中間選挙後の「レームダック(死に体)」期間になる公算が大きい。
一部の保守派の法律活動家からオンライン上で歓迎の声が上がった指名候補の一人が、ザック・ウェスト氏だ。同氏はオクラホマ州司法長官室で、当初は訟務長官、その後は特別訴訟担当責任者を務めた。
トランプ氏は同氏をオクラホマ州北部地区連邦地裁の判事に指名するにあたり、「憲法、信教の自由、法の支配の熱心な擁護者」と評した。
ウェスト氏は2022年12月、当時のオクラホマ州司法長官だった共和党のジョン・オコナー氏と連名で覚書に署名し、宗教系学校が州のチャータースクール制度に参加することを禁じる州法は違憲だと主張した。
アラスカ州では、トランプ氏は連邦治安判事のカイル・リアドン氏を昇格させ、2年間空席となっていたポストを埋める意向を示した。