[ストックホルム 18日 ロイター] - スウェーデンの公共放送SVTの委託で実施された世論調査で、9月13日に予定される総選挙を前に、中道左派の野党勢力の支持率が与党の右派連立政権を10ポイント上回っていることが分かった。調査結果は政権交代の可能性が高いことを示している。
SVTは18日、これほど大きな支持率の差を短期間で覆した政権はこれまでになく、クリステション首相率いる4党連立政権の敗北を防ぐには「奇跡が必要だ」と伝えた。
3日から16日にかけて約3000人の有権者を対象に実施された調査では、社会民主労働党のアンデション党首が首相に返り咲く見通しとなった。アンデション氏は野党転落から4年を経て、中道右派の穏健党のクリステション首相に代わり再び政権を率いる公算が大きい。
調査を実施した世論調査会社ベリアンによると、左派系4党の支持率合計は53.9%で、議席数は196議席と推計された。一方、与党連立政権の支持率は43.9%、推計議席数は153議席となった。
選挙戦では、物価高など生活費の負担に加えて安全保障、移民政策、犯罪対策、エネルギー供給が主要争点となっている。政党別支持率は、社会民主労働党が30.5%で引き続き国内最大政党の座を維持。2022年総選挙時の得票率を0.2ポイント上回った。