海上封鎖で物流コスト急騰

イランは陸路やカスピ海経由などに迂回することで生活必需品の流通維持を図ってきたが、これらの代替ルートもまた圧力を受けている。陸上輸送網は橋が攻撃を受けたために寸断され、物資をイラン国内へ運び入れる時間とコストは増大している。

ペゼシュキアン大統領は先週、「問題は何倍にも膨らむ一方で、収入は減少している」と述べ、厳しい経済状況を認めた。従来は船で届いていた物資が、現在はより遠回りのルートでイランに運ばれるようになり、価格を押し上げていると説明。石油販売の減少に加え、被害を受けたり経営難に陥ったりした企業からの税収も落ち込んでいるとの認識を示した。

イランのレザ・セパフバンド議員は15日、国営イラン労働通信(ILNA)に対し、封鎖によってガソリン輸入も事実上途絶えたと発言。国内のガソリン消費量は日量1億3700万リットルに上る一方、生産量は設備能力の上限に近い日量約1億3000万リットルにとどまり、需要を賄えていないと指摘した。
 

[ロイター]
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