大麻の使用には心房細動のリスク低減に関してプラスの影響があるかもしれないという研究結果が発表された。
大麻はアメリカの複数の州で合法化され、使用者は数百万人に上る。アメリカ疾病管理センター(CDC)によると、2021年は約5250万人が1回以上、大麻を使用した。
今回の研究は学術誌「Journal of the American College of Cardiology」に発表された。それによると、大麻使用者が大麻を吸った日は、吸わなかった日に比べ、不整脈の一種の期外収縮が少ないことが分かった。
調査は日常的に大麻を喫煙または吸入していて、臨床的に不整脈と診断されたことのない成人108人を対象に、14日間にわたって行った。
それぞれの被験者には心電図、血糖値、活動量、睡眠を継続的に記録するモニタを装着してもらい、大麻を使用する日と使用を控える日を無作為に割り当てた。
その結果、常用者が大麻を吸った日は、吸わなかった日に比べて期外収縮が約9%少なかった。
論文を発表したカリフォルニア大学サンフランシスコ校のグレゴリー・マーカス教授は本誌に対し、大麻を常用している健康な人は、調査期間中に大麻を吸った日の方が、一切吸わないよう指示された日に比べて、「期外収縮が有意に少なかった」と語った。
「そうした期外収縮は一般の人にもよく見られるが、頻度が高い場合は重大な心疾患につながり得ることが分かっている」(マーカス)
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