ロシア国営タス通信は13日、プーチン大統領が北方領土の択捉島を訪問したと報じた。

タス通信によると、プーチン氏が北方領土を訪問したのは初めて。極東で海軍演習を視察した後、択捉島の水産加工工場を訪れた。

北方領土は日本が領有権を主張し、ロシアが実効支配している(ロシア名:クリル諸島)。

高市早苗首相はプーチン氏の訪問に「強く抗議する」とし、北方領土に関する日本の一貫した立場と相いれず、断じて許容できないと語った。

さらに、今回の訪問は「日本国内の対ロ感情を一層厳しくし、中長期的な関係回復を困難にしたと言わざるを得ない」と述べ、ロシア側に事態の重大さを深刻に受け止めるよう求めた。

ロシア国営テレビ「ベスチ」の映像には、ダークスーツ姿のプーチン氏が屋内に立ち、テーブルに置かれた大型のマグロとオヒョウを見つめる様子が映されていた。地元産の魚卵を試食する場面もあった。

プーチン氏は択捉島の住民らに「素晴らしい天気だ。まるでリゾートのようだ」と語りかけた。

同氏は12日、ロシア極東で海軍演習を視察した。

また、同日には北朝鮮が朝鮮半島東岸沖の日本海に向けて弾道ミサイルを発射した。

[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2026トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
ニューズウィーク日本版 世界が愛する日本アニメ
2026年8月11日/18号(8月4日発売)は「世界が愛する日本アニメ」特集。

エヴァンゲリオンから聖闘士星矢、クレヨンしんちゃんまで、世界が愛する作品を各国筆者が一挙紹介

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます