中国外務省は6日、カナダから輸入したキャノーラ(菜種)について、税関で抽出したサンプルから最近、頻繁に害虫が見つかっているとコメントした。これに先立ち、ロイターは、中国政府がカナダの農業大手リチャードソン・インターナショナルによるキャノーラの対中輸出を認めない決定を下したと報じていた。

外務省報道官は定例会見で「最近、中国の税関でカナダ産のキャノーラから頻繁に害虫が見つかっている。ある企業からの輸入品は特に問題が深刻だった」と述べた。具体的な企業名は明らかにしなかった。

これを受け、税関が一時、輸入を停止したという。

中国は輸入キャノーラの90%以上をカナダから輸入している。

中国政府は以前、カビに対する懸念でキャノーラの輸入を制限する可能性があると警告していた。

外務省報道官は、今回の輸出停止は国民の健康と安全を守ることが狙いであり、完全に「合理的・合法的」な措置だと説明している。

カナダの農務相は5日、中国側の措置を受けて、カナダの食品検査庁が追加の調査を実施したが、問題となるような害虫やバクテリアは見つからなかったと表明した。

[北京 6日 ロイター]
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