[フランクフルト 6日 ロイター] - 独コメルツ銀行が6日発表した第2・四半期決算は、純利益が8億9800万ユーロ(10億4000万ドル)となり、前年同期の4億6200万ユーロから94%増加した。同行が公表したアナリスト予想の平均の8億4500万ユーロも上回った。手数料収入の伸びが寄与した。
伊ウニクレディトによるコメルツ銀行買収を巡る2年に及ぶ攻防は、ここ数週間で劇的な展開を見せている。ウニクレディトは総額450億ユーロ規模の敵対的買収案を提示後、経営権掌握に近づきつつあり、コメルツ銀行側も統合の可能性を巡る協議を近く再開する意向を示している。
コメルツ銀行のベティーナ・オルロップ最高経営責任者(CEO)は6日、ウニクレディトが大規模な出資をしていても、「根本的な構造上の措置を一方的に決定することはできない」と強調。「双方に明確な責任があるということだ。ビジネスモデルに関する共通認識と、あらゆる利害関係者の関与が必要になる」と語った。
オルロップ氏と経営陣は統合に長らく反対の立場を取ってきた。この数カ月間で数回にわたる協議が行われたが、いずれも合意に至らず終わっている。