Matthias Inverardi

[ベルリン 5日 ロイター] - 欧州最大級の貨物拠点であるドイツ東部ライプチヒ・ハレ空港の滑走路付近で4日夜、爆発物を積んだ無人機(ドローン)が発見され、空港の一部が閉鎖された。当局は5日、テロ事件の可能性があるとして捜査を開始した。

ドブリント内相は治安機関トップと緊急会合を開いた後、「ドローンの目撃や脅威は過去から知られてきたが、爆発物を搭載したドローンが空港敷地内に存在するというのは新たな脅威のシナリオだ」と語った。

ドローンは空港職員が南滑走路付近の立ち入り制限された貨物エリアで発見。同空港では運航が一時停止され、ドイツ物流大手DHLの航空機などが別の空港に迂回した。

当局によると、DHLとウクライナのアントノフ航空の主要拠点である同空港の南滑走路は、爆発物処理の専門家がドローンを調べ、起爆装置を除去する間、閉鎖が続いた。乗客や空港職員に危険はなく、滑走路の1本が再開されたことで、5日朝までに大半の運航が再開した。

捜査当局はまた、同空港から迂回させられたDHLの貨物機が上空で何らかの物体に接触した事案も調査している。当局によると、機体はハノーバーに着陸後、軽微な損傷が確認された。

ドブリント氏は記者団に対し、「今起きていることは、われわれが高いレベルの危険に直面しているという数カ月前の評価が正当だったことも示している」と述べた。

ドイツの空港は、軍事施設やエネルギー関連ターミナル、港湾、物流企業などの上空で無許可のドローン飛行が相次いだことを受け、警戒態勢を強めている。連邦警察は、こうしたドローンについて、ロシアの工作の可能性があるとの見方を示している。

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