Parisa Hafezi Timour Azhari
[ドバイ/リヤド 5日 ロイター] - 石油輸送の要衝ホルムズ海峡の運用を巡るイランとオマーンの合意案として、海峡を通じてペルシャ湾に入る船舶の管理権をイランに与えることが浮上していることが分かった。イラン政府高官、中東当局者が5日、ロイターに明らかにした。イランに対する大きな譲歩となる。
イラン政府高官は、すでに提示されている合意文書案ではイランが海峡を通って湾岸に向かう船舶を管理することが想定されていると述べた。ただ、逆方向に航行する船舶に対してイランがどのような役割を果たすかが主な懸案の一つだとした。
ある中東当局者は「ホルムズ海峡の何らかの管理権に関する譲歩はすでに行われている」と語った。ただ、重要部分についてはなお、調整が続いているもようで、別の当局者は、「管理」の定義について決定すべき詳細がまだ残っていると述べた。湾岸諸国の交渉担当者は、船舶通航の管理は地域諸国が担当し、通航料は任意であるべきと主張している。
トランプ米大統領は、米FOXニュースに対し、4日にイランと「終日にわたる交渉」を行い、協議は前向きだったと述べた。一方で、合意に至らなければイランを「猛烈に」攻撃すると警告した。
米ニュースサイトのアクシオスは、米とイランが、オマーンの同意を得て海峡の通航を再開することで暫定合意に近づいており、米政府は5日の発表を目指していると伝えた。