Hiroko Hamada

[東京 5日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は大幅続伸し、前営業日比2.98%(1903円47銭)高の6万5861円00銭となった。前日の米株高の流れを引き継いだほか、好決算銘柄への買いも支えとなった。原油価格の下落や円高一服も買い安心感につながり、日経平均は一時3.46%(2212円)高まで上昇した。

・日経平均は前営業日比0.95%(607円74銭)高でスタートした後、すぐに上げ幅を拡大し序盤に6万6170円04銭で高値を付けた。その後も堅調な地合いが継続。

・物色面では、良好な決算を公表した銘柄への買いが強まり、イビデンやヤマハ発動機が大幅高。

・前日の米ハイテク株高を受けて、指数寄与度の大きいAI(人工知能)関連株も買われた。ソフトバンクグループ、アドバンテストが大幅上昇。

・TOPIXは1.53%高の4022.40ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は5兆4588億9400万円。

・東証33業種では、非鉄金属、ガラス・土石製品、電気機器など22業種が値上がり。倉庫・運輸関連、海運、鉱業など11業種が値下がりした。

・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1035銘柄(66%)、値下がりは481銘柄(30%)、変わらずは39銘柄(2%)。

<東海東京インテリジェンス・ラボ シニアアナリスト 澤田遼太郎氏>

「足元で出そろっている企業決算は総じてしっかりしている印象。特に、部品メーカーや主力株の稼ぐ力の伸びが確認されている」

「堅調な企業業績を背景にEPS(1株当たり純利益)が切り上がっており、日経平均も上方向を試す動きになりそうだ」

「決算一巡後は再び金融政策イベントに関心が向かう見通し。特に国内では利上げ観測が高まっており、日銀の利上げペースを見極めながらの展開を想定」

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