Lisandra Paraguassu

[ブラジリア 4日 ロイター] - ブラジル政府はアルゼンチンに対し、外交関係を代理大使級に格下げすると通告した。アルゼンチンのミレイ大統領がブラジルのルラ大統領を再び侮辱したことを受けた措置。ブラジル政府筋が4日、明らかにした。

同筋によると、ミレイ氏がアルゼンチンのテレビ局「LN+」のインタビューでルラ氏を「前科者」「泥棒」「汚職政治家」などと呼んだことを受け、ブラジルのジュリオ・ビテッリ駐アルゼンチン大使はブエノスアイレスに戻らないという。

ビテッリ氏は先月下旬、自国に呼び戻されていた。ブラジルのボルソナロ前大統領の長男、フラビオ・ボルソナロ上院議員が10月の大統領選に立候補すると正式に表明した集会にミレイ氏が応援に駆けつけ、ルラ氏を批判したことを受けた措置だった。

前出の政府筋によると、格下げの決定はアルゼンチンの駐ブラジル大使に伝えられた。アルゼンチン外務省はコメント要請に応じていない。

両国首脳はミレイ氏の就任以来、2国間の公式会談を一度も行っておらず、今回の措置は両国関係の急速な悪化を裏付けた形だ。

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