[4日 ロイター] - ウクライナのシビハ外相は4日、南部ヘルソンで露天商がドローン(無人機)に追い回されて負傷する様子を映した動画が公開されたことを受け、ロシアによる戦争犯罪だと非難した。
動画はウクライナ警察が公開した。露天のスタンドとして使われているバンの周りでドローンが男性を追いかけ、男性が車の陰に身を隠した後に爆発する様子が映っている。警察によると、露天商の50代の男性は、破片による傷を負いショック状態という。
シビハ氏は通信アプリ「テレグラム」で、この攻撃は民間人を威嚇する、ロシアの意図的な作戦の一部だと指摘。「ヘルソンにおけるこの野蛮なロシアの戦争犯罪は、国際的な非難と裁きを必要としている。だが、公の目に触れることのない同様の犯罪が何千もある」とした。さらに、ロシア軍のドローン操縦士は民間人を標的にしていると認識していたはずだとし、「サディスト」と非難した。
その上で「ウクライナのための強力な防衛・抑止力パッケージと、信頼できる確固たる安全保障」を求めた。
ロイターは、衛星画像や過去の画像に基づき撮影場所がヘルソンだと特定した。日付は確認できなかったが、ウクライナ警察とシビハ氏は、4日に起きたとしている。
北部スムイ州のフリホロフ知事はテレグラムで、スムイ市に夜間にロシアの誘導爆弾攻撃があり、子ども2人と高齢女性1人が死亡したと明らかにした。