Noriyuki Hirata
[東京 4日 ロイター] - 日銀は4日、当座預金増減要因の予想で5日の財政等要因はマイナス3兆3500億円になりそうだと発表した。民間短資会社3社の予想との乖離は7500億円ー1兆0300億円となり、市場では介入があったかの判断は困難との声が聞かれる。
東短リサーチの高井雄一郎研究員は「誤差を考慮すると微妙な水準であり、介入の有無を判断するのは難しい」と話している。市場では、日銀による予想の民間短資会社予想からの乖離がその規模と推定されているが、予想の誤差が生じることを考慮すると1兆円程度の乖離では介入の有無は判断しにくいとされる。
3日の為替市場では、ドル/円が午前9時半ごろに動意づき、それまで推移していた157.80円付近から一時155.20円に急落する場面があった。市場では追加介入の観測があったほか、介入を警戒した神経質な地合いの中で、大口の売り玉を介入と誤認して追随売りが膨らんだ可能性を指摘する声もあった。
同日朝には先立って片山さつき財務相が大臣談話を発表し、7月31日(米国東部時間)に米財務省と協調して円買い介入を実施したことを明らかにしていた。