[ドバイ 4日 ロイター] - サウジアラビア国有石油会社サウジアラムコが4日発表した第2・四半期決算は、純利益が44%増加した。原油、石油製品、化学品の価格上昇が寄与した。
純利益は326億9000万ドル。前年同期は226億7000万ドルだった。
契約通りに顧客に供給できた割合を示す供給信頼性率を98.4%を維持した。
アミン・ナセル最高経営責任者(CEO)は、東西パイプラインや貯蔵能力、輸出ターミナルに言及し、「ホルムズ海峡に関連した前例のない混乱にもかかわらず、多様な資産基盤と数十年にわたる計画を活用することで、事業継続性を維持する能力を示し続けた」と述べた。
ナセル氏は、イラン紛争に起因する混乱で、農業、半導体、自動車、化学、製造業などの産業に向けられるはずだった原油が世界で26億バレル以上失われたと指摘。ホルムズ海峡が直ちに再開されたとしても、減少した在庫を補充するには日量平均210万バレルのペースで最大18カ月かかると述べた。
「年内、それ以降を見据えると、ホルムズ海峡の継続的な混乱と(紅海側の)バベルマンデブ海峡周辺の脅威が、世界経済に長期的な重大な影響を及ぼす可能性があると引き続き懸念している」と述べた。