[上海 31日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)は31日、人民元の対ドル基準値を市場予想より元安水準に設定した。全般的なドル安にもかかわらず、市場予想からの元安方向への乖離(かいり)幅は5カ月ぶりの大きさとなった。
人民銀は取引開始前、基準値を1ドル=6.7894元に設定した。ロイターの予想値である6.7313元より581ポイントの元安で、2月27日以来の大幅な元安方向への乖離となった。
人民銀は昨年11月以降、市場予想より元安方向の基準値設定を続けている。アナリストやトレーダーは元相場の安定を維持し、過度の元高を防ぐための当局の取り組みと解釈している。