[29日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は28─29日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を3.50─3.75%に据え置くと決定した。据え置きは5会合連続。ただ決定は9対3で、12人の委員のうち3人が0.25%ポイントの利上げを支持し、金利据え置きに反対票を投じた。

ウォーシュFRB議長がFOMC後に行った会見の内容は以下の通り。

*議論は協調的なものだった

*経済は目覚ましい底堅さを示している

*FOMCは物価安定の実現に向けて引き続き断固たる姿勢を維持する

*FOMCは予測の提示を控えている

*5年間続く高インフレにより、FRBの暗黙の目標が2%を上回っているのではないかとの印象が根付いており、それを払拭するのは難しい

*「事実上」の目標というものは存在しない

*(インフレ)目標はただ一つ、2%だ

*インフレは9週間では解決できるものではない

*名目金利、実質金利ともに大幅に上昇している

*FOMC会合の合間に生じた上昇の一部は、ここ数十年で最も顕著なものだった

*価格は入ってくる情報にリアルタイムで反応した。ガイダンスの下方修正も要因の一つだった可能性がある

*市場は今後も、適切と判断する方向と規模で反応し続けるだろう

*これはポジティブなことだと見ている

*われわれは行動することをためらわない

*投資は堅調

*AIへの投資は将来の成長の基盤を築いている

*活発な議論は4つの論点を中心に行われた

*1)5年に及ぶ高インフレ

*2)最近の経済ショック

*3)ショックに起因する物価上昇

*4)金融政策の手段と戦略

質疑応答:

<FOMCの議論> *議論は活発で白熱したもので、家族げんかのようだった *より幅広い議論の結果、難しい問題については多くの点で意見が一致した *衝撃がどの程度インフレを拡大させているのかなど、衝撃下でのインフレの基調的なダイナミクスを理解することに焦点の多くを当てた。

*きょうの決定は、私が想像し得る限り「惰性」とはかけ離れたものだった

<インフレ> *インフレに関し心強いデータがいくつか出ており、しばらく状況を注視していく *単一のデータに過度に依存していない

*インフレ率2%の達成に向け、米個人消費支出(PCE)価格指数だけでなく幅広いインフレ関連データを注視している *金利は現時点で42日前よりも高い *われわれは2%の目標を達成する <政策> *二大責務は「二者択一」ではないと考える *雇用に関する責務については現時点で順調に進んでいる *危機的状況下で将来を見据えた指針を示すことは賢明だが、平穏な時期にはそうすべきでない

*1月に戦略について何を言うことになるかは誰にも分からない *いかなる中銀も、安定した雇用と基調インフレの上昇が確認されれば、金融政策を引き締める傾向が強くなる

*われわれはレーザーのように焦点を絞って結果を出すことに集中している

<記者会見>

*今年は年末まで、記者会見を開くことを約束する

<市場のシグナル> *市場のシグナルを注視しているが、干渉しないよう努める *市場の解釈は完璧ではない *市場がわれわれやドットプロットに反応するのではなく、リアルタイムの事象に反応していることに安心している

*われわれは市場の織り込みに縛られるつもりはない

<経済情勢> *経済活動は堅調、労働市場も堅調かつ安定で、米債市場もそれを示唆しているようだ <ジャクソンホール会議> *ジャクソンホールでの演説内容について検討すら始めていない *ジャクソンホールで重要な問題を提起したい *ジャクソンホール前にタスクフォースと対話する。それがジャクソンホールでの私の発言に影響を与えるかもしれないし、与えないかもしれない。

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