Jana Choukeir Ahmed Tolba
[ドバイ/カイロ 29日 ロイター] - エジプト北部の地中海沿岸にあるダミエッタ港で、米国系企業が所有するガス貯蔵タンカーがドローン(無人機)攻撃を受けた。英国の海上警備会社アンブレイが29日、明らかにした。中東紛争が一段と拡大する可能性がある。
これとは別に、港湾サービス会社インチケープは、ダミエッタ港でガスタンカー2隻が火災を起こしたと伝えた。ダミエッタ港はエジプトの天然ガス積み出し港として知られる。
関係筋によると、ドローンが浮体式ガス貯蔵船「エネルゴス・ウィンター」に命中し、火災が発生。その後、別の船舶「ガスログ・セーラム」に延焼した。治安当局筋は火災の原因はドローン攻撃だったとの見方を示している。アンブレイによると、乗組員は避難し、火災は鎮圧された。
エジプト石油省は港湾で火災が発生したことを確認したが、ドローン攻撃への言及はなかった。
現時点で犯行声明は出ていない。同省は「事件は緊急計画に基づき、関連当局および現場の消火・警備チームによって直ちに対処された」と述べ、死傷者は出ていないとしている。