[東京 29日 ロイター] - イオンは29日、熊本県嘉島町の商業施設イオンモール熊本で前日起きた爆発に関連し、施設で働く約2700人のうち4人の安否が分かっていないと発表した。地震発生直後に客の避難を誘導した後、入居する204の専門店とグループ従業員が避難したという。
政府が29日午後に開いた地震の対策本部会議に出席した高市早苗首相によると、イオンモール熊本では3人が死亡。複数人が建物内に取り残されているという。同施設では地震発生から約1時間後に爆発が起き、2階部分が崩落して多数の人が閉じ込められた。熊本県によると、29日午前9時半時点で8人が救助され、うち2人が死亡、1人が心肺停止状態だった。
爆発の原因は明らかになっていない。ガス漏れの可能性が指摘されており、イオンは調査中としている。木原稔官房長官は29日午前の会見で、消防と警察が建物に入った際にガス臭がしたとの報告があったと説明していた。木原氏によると、同施設はLPガスを使用していたという。
イオンはロイターの取材に「ガスの用途やタンクの詳しい配置場所も確認中のため明確な回答はできない」とした。