Marcela Ayres

[ブラジリア 28日 ロイター] - ブラジル中央銀行が28日公表した上半期の外国直接投資(FDI)は、前年同期比33%の大幅増となった。6月の流入額が市場予想を大きく上回ったことが寄与した。

6月のFDIは90億7500万ドルと、ロイター調査による予想の50億ドルを大きく上回った。年初来の流入額は469億8600万ドル。

中銀は6月、通年のFDI予想を従来の700億ドルから750億ドルに引き上げた。好調な輸出が国内で事業展開する企業への外国資本流入を押し上げる見込みだとした。

石油の純輸出国であるブラジルは、米・イスラエルとイランの紛争に伴う原油高の恩恵を受けているとともに、大豆と牛肉の輸出も堅調で、貿易実績を支えている。

ただ、通年のFDI予想は2025年実績の780億ドルをわずかに下回る水準にとどまる。

堅調な輸出は6月経常収支の改善にも寄与し、経常赤字は23億3000万ドルと前年同月の51億8000万ドルから縮小した。ロイター調査によるエコノミスト予想は24億5000万ドルの赤字だった。

貿易黒字は前年から36億ドル拡大した一方、サービス収支の赤字は7億ドル増だった。

第一次所得収支の赤字は、おおむね前年並みの水準だった。

過去12カ月ベースのFDIは対国内総生産(GDP)比3.58%に上昇、経常赤字は同2.46%に縮小した。

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