Dan Catchpole Nathan Gomes
[シアトル 28日 ロイター] - 米航空機大手ボーイングが28日発表した2026年4─6月期決算は純損益が4億2800万ドルの赤字だった。米大統領専用機エアフォースワン2機の後継機に関する設計コスト増により2億8000万ドルの費用を計上したことが響いた。
1株当たりコア損益は0.76ドルの赤字と、前年同期の1.24ドルの赤字からは縮小した。LSEGがまとめたアナリストの平均予想は0.30ドルの赤字だった。
事業再建に伴って顧客の支払いが想定を上回ったことから、フリーキャッシュフローは6億3100万ドルだった。前年同期は2億ドルのマイナスだった。
主力機「737MAX」ナローボディ(単通路)機の生産を拡大しており、通期のフリーキャッシュフロー見通しを10億─30億ドルと据え置いた。
26年4─6月期の設備投資額は前年同期から増加。南部サウスカロライナ州で「787型」、中西部ミズーリ州セントルイスで軍用機の生産拡大を目指している。
米大統領専用機2機については、39億ドルの固定価格で18年に契約を締結。現在は予定より4年遅れで、28年の納入を目指しているものの、予算を10億ドル以上超過している。
トランプ米大統領は、カタールから寄贈されたばかりのエアフォースワンにセキュリティー機能への懸念があり、近く改修に回されると明らかにしている。