Sam Tabahriti

[ロンドン 28日 ロイター] - バーナム英新首相は28日、若者向けの技術教育・訓練を地域の雇用ニーズに対応させる計画を発表した。人工知能(AI)主導の未来に備えて人材を育成し、深刻化する若年失業に対処する狙いだ。

バーナム氏は英紙タイムズへの寄稿で、英国は成功への主要な道筋として大学進学を重視し過ぎてきたと指摘した。

計画によると、イングランドの生徒は英語、数学、理科といった主要科目と並行して、技術資格の取得に向けた学習や就業体験、雇用主主導のプロジェクトに取り組めるようになる。地域当局や教育機関、企業が地域の労働市場の需要に応じた教育課程の策定に参加することを想定しており、2028年から全国での導入を計画している。

マクファデン雇用年金相はスカイニュースに対し、職業教育を通じた就労経路の整備で北欧諸国に後れを取ってきた英国は、AIの進歩を受けて変わる必要があると述べた。「過去に安全で安定していると考えられていた仕事が、現在もそうだとは限らない」と指摘。「(AIは)汎用技術であり、雇用を奪う一方で新たな雇用も生み出す」と語った。

英国では新型コロナウイルスの流行以降、若年層の雇用危機が深刻化しており、16─24歳のうち教育、就労、職業訓練のいずれにも参加していない人が100万人を超えている。

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