Saurabh Sharma Aftab Ahmed Shilpa Jamkhandikar
[ニューデリー 25日 ロイター] - 医学部の入試問題漏えいを巡って、インドのプラダン教育相が辞任した。教育相の辞任を要求して数週間にわたりデモを繰り広げていた若者主導の運動「ゴキブリ人民党(CJP)」は勝利を宣言し、抗議行動を終結した。
今回の抗議活動では、若者ら数千人が議会に向けて行進し、警察が催涙ガスを使って鎮圧を図る事態となるなど、インドの政情が大きく混乱。モディ首相にとって3期目で最悪の政治危機となっていた。
若い有権者はモディ氏の重要な支持基盤だ。だが、自らを「ゴキブリ」と称する若者らは、入試問題が流出し、200万人の学生に影響が及ぶ再試験を余儀なくされたことをきっかけに、6月下旬から街頭に繰り出した。
若者側の最大の要求だった教育相の辞任は、意外感を持って受け止められた。モディ氏は圧力に屈して動くことを嫌う指導者として知られているためだ。インドでは来年、重要な州選挙を控えている。近年、これと似た若者主導の抗議運動は、隣国のスリランカ、ネパール、バングラデシュで政権を崩壊させてきた。
CJPは抗議行動を終えると表明した。創設者のアビジート・ディプケ氏が「われわれはやり遂げた」と述べると、若者らから大きな歓声が上がった。