Kirsti Knolle Michele Sani Martin Schlicht
[ベルリン 25日 ロイター] - ベルリンで25日夜、LGBTQ+(性的少数者)の権利を訴えるプライドパレードの会場付近で車が群衆に突っ込み、1人が死亡、17人が負傷した。一部の人は重体という。同市警察が明らかにした。
現場はブランデンブルク門にほど近い市中心部のティーアガルテン公園。警察の報道担当者によると、白い車が午後10時ごろに同公園に突入して複数の人をはねた後、木にぶつかって停止した。警察は、イスラム主義者1人を容疑者として特定し、行方を捜索している。
報道担当者は記者団に対し「われわれは容疑者1人を特定した。その身柄確保に向けた措置を進めている。警察は、ベルリンのイスラム主義者集団の一員としてこの容疑者の存在を把握している」と述べた。
現地紙は目撃者の話として、車はワゴン車で、男が車から降りて徒歩で逃走したと伝えた。
消防当局によると、負傷者のうち8人が重傷で、そのうち3人が命に関わる重体だという。
ベルリンのプライドパレードは欧州最大級のLGBTQイベントの一つで、数十万人が集まっていたが、事件を受けて中止された。パレードに参加していたユリアン・ミーティヒさんは「性的少数者コミュニティーにとって最悪の日だ。個人としても決して経験したくないと思っていた。ショックを受けている」と話した。