Shivansh Tiwary Dan Catchpole
[ファンボロー(英イングランド)22日 ロイター] - 英ファンボローで今週開催された航空ショーで、米ボーイングの仮・確定受注が173機と、欧州エアバスの154機を上回った。両社合計は327機と業界予想に沿った水準だったが、一部の強気派が予想した800機には遠く及ばなかった。
両社は長年にわたるサプライチェーン(供給網)の混乱や人手不足で生産が抑制され、2030年代の分まで積み上がった受注残を消化することが目下の課題。このため航空ショーでの受注規模は注目度が低下している。
ボーイング民間航空機部門のステファニー・ポープ最高経営責任者(CEO)は航空ショー開幕前日、記者団に対して「問題は需要ではない」と語っていた。
当初は発注者名が公表されず、すでにボーイング、エアバス両社の受注台帳に計上されていた契約を除くと、今回の実質的な受注数は218機だった。これは2024年に開かれた前回のファンボロー航空ショーの実績をわずかに上回るが、両社合計で1109機に達した18年のピークを大幅に下回る。
今回、民間機を最も多く発注したのは世界第2位の航空機リース会社であるSMBCアビエーション・キャピタル。単通路のナローボディ機200機を発注し、内訳はボーイング「737MAX」が100機、エアバス「A320ネオ」が100機。短中距離路線の主力機である単通路機への需要が引き続き強いことを示した。
リヤド・エアやフィリピン航空は通路2本のワイドボディ機を発注した。