Mike Stone Aishwarya Jain

[ワシントン 23日 ロイター] - 米防衛世界大手のロッキード・マーティンとRTX(旧レイセオン・テクノロジーズ)<RTX.Nは23日、それぞれ2026年通年の売上高予想を上方修正した。米国とイスラエルによるイラン攻撃に端を発する中東紛争や、ロシアによるウクライナ侵攻など世界で紛争が続く中で国防総省の兵器の備蓄が減少し、補充が必要となっていることが背景にある。

併せて両社が発表した26年第2・四半期決算も、ともに市場予想を上回った。発表後にロッキードの株価は10.6%、RTXの株価は7.7%それぞれ上昇した。

ロッキードは26年の売上高予想を797億5000万─817億5000万ドルとし、従来予想の775億─800億ドルから引き上げた。LSEGがまとめたアナリスト市場予想の791億4000万ドルを上回っている。受注残高は2304億ドルと、前年の1665億ドルから38.3%増えた。

RTXは26年の調整後売上高予想を950億─960億ドルとし、従来見通しの925億─935億ドルから引き上げた。これは市場予想の940億8000万ドルを上回る。調整後1株当たり利益予想は7.10─7.25ドルとし、従来の6.70─6.90ドルから上方修正した。受注残高は前年比22%増の2890億ドルとなり、うち商用航空宇宙分野が1700億ドル、防衛分野が1190億ドル。

ロッキードのエバン・スコット最高財務責任者(CFO)はロイターの電話取材に「当社は他の潜在的な機会の獲得に向けて活発に協議している。特に欧州で生産規模をより迅速に拡大するため、さらなる提携の真の機会があると考えている」と語った。

RTXのニール・ミッチルCFOはロイターに対して「今年上半期の(RTXの兵器事業の)受注高100億ドルのうち、70億ドルは欧州の顧客からの受注だった」と説明した。

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