Mathieu Rosemain
[パリ 23日 ロイター] - 仏銀行BNPパリバが23日発表した第2・四半期(4─6月)決算は、純利益が前年比33%増加し、アナリスト予想を上回った。株式トレーディングの好調やリテールの回復が寄与し、アクサの資産運用部門アクサ・インベストメント・マネージャーズ(アクサIM)買収に関連したコスト増を相殺した。同行は、2026年および28年の財務目標を据え置き、27年2月に次期戦略計画を発表すると表明した。
純利益は43億5000万ユーロ(49億7000万ドル)。ベルギーの保険会社アジアスとの提携見直しによる特別利益も寄与し、同行がまとめたアナリストの予想平均(42億1000万ユーロ)を上回った。
収入は12%増の141億ユーロで、こちらも予想を上回った。営業費用は10%増加した。
企業・機関投資家向け部門は予想を上回る13%の増収。株式・プライムサービス収入が43%増加した。一方、債券・為替・商品(FICC)のトレーディング収入は横ばいにとどまった。
リテール事業は、フランスとベルギーで純金利収入が約17%増加したが、イタリアで5%近く減少した。
また銀行の健全性の指標となる普通株式等Tier1(CET1)比率について、13%という目標を6月末に達成したと明らかにした。ジャンロラン・ボナフェ最高経営責任者(CEO)は4月に年末の達成を目指すとしていたが、前倒しで達成した。
アナリストからは、全体に良好な内容だがコストが弱点との指摘が出た。ジェフリーズは、収益が好調だったため、アクサIMの統合コストを前倒しで計上した可能性があると指摘した。