Mayu Sakoda

[東京 24日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比2.79%(1853円85銭)安の6万4568円75銭となった。前日の米株安の流れを引き継いだほか、中東情勢を巡る不透明感やトランプ米政権が24日に発動する新たな関税も相場の重しとなった。日経平均は一時、3%(2000円)超下落した。

・日経平均は1.26%(838円35銭)安で寄り付き、3.14%(2088円31銭)安の6万4334円29銭まで下げ幅を拡大。

・足元の米WTI原油先物は91ドル台。中東情勢を巡る警戒感が高まる中、新たなトランプ関税も嫌気された。

・取引時間中は米ナスダック先物がマイナス圏に転落し、韓国の総合株価指数(KOSPI)も一時5%超安となるなど、世界的なリスクオフムードが広がる。

・TOPIXは1.01%安の4012.79ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は4兆3361億4500万円。

・東証33業種では、値上がりは医薬品、保険、海運など12業種、値下がりは非鉄金属、電気機器、海運、ガラス・土石製品など21業種だった。

・主力株では、東京エレクトロン、アドバンテストが5─6%超安、ソフトバンクグループが7%超安、キオクシアホールディングスが9%超安。中外製薬は3%超高としっかり。

・個別材料株では、前日に決算を発表したディスコが14%超安で値下がり率トップ。KOAは上方修正や増配が好感され、10%超高で値上がり率第2位。

・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが562銘柄(36%)、値下がりは952銘柄(61%)、変わらずは43銘柄(2%)。

<マリン・ストラテジーズ グローバルストラテジスト 香川睦氏>

「イラン情勢の緊迫化を受けて原油価格が再び上昇し、インフレ懸念から米利上げ観測が強まる中、グロース株は売られやすい地合いとなっている」

「来週は米ハイテク大手や国内の半導体関連企業の決算発表がピークを迎える。市場では警戒感も高まっている」

「企業業績などファンダメンタルズは依然として悪くないが、前週末の急落後にいったん戻していたこともあり、戻り待ちの売りが相場の重しとなっている可能性がある」

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