[モスクワ 23日 ロイター] - ロシア最大のオンライン小売業者「ワイルドベリーズ」は23日、夜間にウクライナのドローン攻撃を受けたため、同社の倉庫1カ所の操業を停止した。

ウクライナ当局は、同社の倉庫4カ所がロシア軍に防衛装備品を供給する拠点だとして、週末から攻撃を開始した。

ロシア政府は、ワイルドベリーズは軍需品を扱っていないとしている。

ロシアの日刊紙コムメルサントの公開情報に基づく分析によると、最近の攻撃により、ワイルドベリーズの物流能力の約10%が被害を受けた。これは倉庫面積55万2000平方メートルに相当する。

同社は被害の規模についてコメントしていないが、ロシア政府は、ワイルドベリーズおよび同社のプラットフォームで商品を販売する中小企業が、いずれも経済的損失を被ったと説明している。

ロシア西部ボロネジ州の知事は23日、オンライン小売会社が所有する倉庫の屋根が夜間攻撃で損傷したほか、その攻撃で3歳の男児が死亡したと発表した。

同州のワイルドベリーズは23日、倉庫の操業停止時間の延長を発表した。ロイターが問い合わせたところ、「倉庫の操業はまもなく再開される」との回答があった。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。