[23日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)取引所のビットメックスは23日、9月23日付で事業を終了するとXで発表した。ユーザーの資産は安全に保たれており、ユーザーの管理下にあると説明した。

ビットメックスの所有者兼運営会社であるHDRグローバルトレーディングは、事業の戦略的見直しの一環として今回の決定を下した。ユーザーに対し、事業終了前にポジションを清算し、資金を引き出すよう呼びかけた。

検察当局はビットメックスと創業者らが2015年から20年にかけて、マネーロンダリング対策や顧客確認プログラムを導入せず、銀行秘密法に故意に違反したとして起訴していた。

共同創業者であるベンジャミン・デロ、アーサー・ヘイズ、サミュエル・リードの3氏は22年に有罪を認めたが、トランプ米大統領は昨年、3人に恩赦を与えた。

14年に設立されたビットメックスは、機関投資家やプロのデリバティブトレーダー向けに取引プラットフォームを提供している。同社ウェブサイトによると、利用者数は200万人を超える。

今回の事業終了は仮想通貨価格が低迷する中で発表された。ビットコインは直近で6万5676ドルと、昨年10月に記録した史上最高値の12万6223.18ドルから50%近く下落している。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。