Andrea Shalal

[ワシントン 22日 ロイター] - ベセント米財務長官は22日、財務省は金融市場のイノベーションを歓迎するが、米国の税制を回避することを目的とした税務戦略は容認しないと述べた。背景には、税負担軽減を求める米国の富裕層投資家の間で、節税につながる投資商品が人気を集めていることがある。

ベセント氏はXへの投稿で、「米財務省は金融市場のイノベーションを歓迎するが、ウォール街の悪質な租税回避を見て見ぬふりをしたり、連邦税法を悪用するよう設計された商品を容認したりすることはない」と述べた。投資家は税に関してうますぎる提案を受けた場合、再考すべきだとし、財務省は税法を悪用する可能性のある金融商品や、税法の一線を越える恐れのある税務戦略を調査していると明らかにした。

ニューヨークで今週開かれた会合でも、財務省高官らが同様の見解を示した。財務省では、米内国歳入法351条を使った「351コンバージョン(転換)」、ボックススプレッド型の上場投資信託(ETF)、通常所得を相殺する商品、他のETF間を乗り換えることで配当所得を回避するファンドなどを精査しているとした。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。