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[ワシントン 22日 ロイター] - 米ホワイトハウス科学技術政策局(OSTP)のクラツィオス局長は22日、中国の人工知能(AI)スタートアップ、ムーンショットAI(月之暗面)が、最先端モデル「K3」の開発に際し、米新興アンソロピックのAIモデル「フェイブル」を不正に利用したと主張した。また、同社が米エヌビディアの最先端AIチップを取得していたとも述べた。
同氏はXへの投稿で「ムーンショットAIがK3モデルの開発にアンソロピックの『フェイブル』を蒸留したという情報を入手した」と説明。「米国の専有技術を盗み、米国の研究を阻害することを狙った大規模な産業規模の蒸留は容認できない」と述べた。さらに、ムーンショットAIがエヌビディアの高性能AIチップ「GB300」を搭載したサーバーを取得し、タイで「AIモデルのトレーニングに」使用した可能性があると主張した。
「蒸留」とは、より大規模で高コストのモデルの出力を使用してより小規模なAIモデルを訓練する手法で、高性能な新型AIツールの訓練コストを引き下げることを目的とする。
ムーンショットAIは17日、2兆8000億のパラメーターを持つ新モデル「Kimi K3」を発表し、アンソロピックの「フェイブル」に迫る性能を持つとしていた。
ムーンショットAIおよび在ワシントン中国大使館は現時点でコメント要請に応じていない。