[21日 ロイター] - 共同石油統計イニシアチブ(JODI)が21日公表した統計によると、サウジアラビアの5月の原油輸出量は日量約343万4000バレルと、4月の398万6000バレルから減少し、データが入手可能な2002年1月以降としては3カ月連続で過去最低を記録した。米国とイランの紛争は、湾岸地域全体の原油輸送を混乱させている。
一方、同国の5月の原油生産量は日量656万バレルと、4月に付けた過去最低の631万6000バレルから回復した。
UBSのアナリスト、ジョバンニ・スタウノボ氏は「サウジの輸出減少は依然として中東における紛争の影響を受けている可能性が高いが、国内での原油消費量の増加も輸出を抑制する要因となっているとみられる」と指摘した。
JODIによると、サウジの製油所における5月の原油処理量は日量238万6000バレルと、4月の221万1000バレルから17万5000バレル増加。原油の直接燃焼量は日量10万7000バレル増の64万7000バレルとなった。