Maki Shiraki
[東京 21日 ロイター] - 産業用無人機(ドローン)を手掛けるテラドローンは21日、人工知能(AI)を活用して自律飛行できる迎撃ドローンの販売を開始したと発表した。アラブ首長国連邦(UAE)を拠点とする防衛・セキュリティー統合企業EDGEグループ傘下の企業から引き合いがすでにあったという。
従来の迎撃ドローンは人間による継続的な操縦が必要だったが、開発したドローンは機体に取り付けられたカメラで撮影した映像をAIがリアルタイムで解析し、敵のドローンを自律して認識・追尾し、迎撃する。モデルの開発とテストをこのほど完了した。
テラドローンによると、ウクライナで自律飛行の実装を始めており、ロシアなどが使う攻撃ドローン「シャヘド」の実戦環境下での迎撃もすでに成功した。ウクライナで生産し、同国内での実戦を通じて技術の改良も続ける。
EDGEグループ傘下のインターナショナル・ゴールデン・グループはUAEの防衛・安全保障をけん引する主要企業で、軍や内務省へ高度な防衛装備・セキュリティーシステムを提供しているという。