Atsuko Aoyama

[東京 21日 ロイター] -

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後3時現在 162.49/162.53 1.1417/1.1418 185.55/185.56

午前9時現在 162.48/162.50 1.1415/1.1416 185.49/185.50

NY午後5時 162.49/162.51 1.1414/1.1416 185.46/185.54

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤から横ばいの162円半ばで推移している。日中の値幅は10銭未満と、狭いレンジ内を上下する値動きとなった。新規材料に乏しく膠着相場が続くが、今後のドル/円の方向感は米国の利上げや経済指標次第との声が聞かれる。

ドルは朝から162.50円を挟んで一進一退となった。ドルは原油価格の上昇に支えられる一方、利上げ観測が後退しており、対円だけでなく対ユーロでも膠着している。ドル/円に関しては「買い上がるほどの材料がない」(国内銀行の為替セールス担当者)との声がある。

来週に控える米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測は一部で残っているが、「インフレを警戒するタカ派的な見解が実際のアクションには結びつかないとの見方が強まれば、対円相場を含めドルの調整という方向に動きやすい」(野村証券の後藤祐二朗チーフ為替ストラテジスト)との見方が聞かれた。

政府は21日、「骨太の方針(経済財政運営と改革の基本方針)」と日本成長戦略を閣議決定した。骨太は6月に公表した原案に、日銀の独立性に配慮した文言を加筆した。原案公表後は円売りが進んでいたが、今回の加筆に対するドル/円相場の反応は限定的となった。

来週には日銀の金融政策決定会合も行われる。展望リポートでの成長率見通し引き上げの可能性など、ファンダメンタルズ面で利上げを裏付ける内容が報じられているものの、「日銀の利上げ観測はさほど高まっておらず、ギャップがある」(国内銀の為替セールス担当者)との指摘がある。その背景として、「高市政権が利上げに前向きではないのではないかという警戒感が残っている影響も大きい」(野村の後藤氏)との見方が聞かれる。

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