Nqobile Dludla
[ヨハネスブルク 17日 ロイター] - デンマーク製薬大手ノボノルディスクは16日、スイス同業アシノと提携し、今月下旬に南アフリカで糖尿病治療薬「オゼンピック」のより手頃な価格のオーソライズド・ジェネリック(許諾済み後発薬)を発売すると発表した。
ノボノルディスクによると、この医薬品はオゼンピックと同じ有効成分セマグルチドを使用し、7月27日に発売する。南アフリカ医療製品規制庁(SAHPRA)は、同国で唯一認可されたセマグルチドの認可済み後発薬として登録している。
認可済み後発薬は、一般的なジェネリック医薬品や調剤医薬品、バイオシミラーとは異なり、ノボノルディスクが自ら製造。オゼンピックと同一の有効成分、製造工程、投与デバイスを採用しているが、商品名が異なる点が特徴という。
ノボノルディスク南ア法人のゼネラルマネジャー、サラ・ノークロス氏は17日、ロイターに「価格については来週中に市場に公表する予定だが、この商標名『エクステンシオール』という2型糖尿病治療薬は、(先発品ブランドの)セマグルチド製剤よりも安価になることは確認できる」と述べた。
ノークロス氏は「当社の目標は常に患者や医療従事者に追加の治療選択肢を提供することでアクセスを改善しつつ、同じ高い品質基準を維持することだ。価格設定については引き続き検討する」と説明した。
糖尿病や肥満症に広く使用されているGLP-1受容体作動薬の需要は、米製薬大手イーライリリーの主力薬「マンジャロ」に続いてノボノルディスクが「ウゴービ」を発売したことを受けて、昨年南アで急増した。これらの医薬品を購入する余裕のない一部の患者が、独自に調剤された未承認の後発品に切り替えたため、多くの薬局や地元の製造業者による非正規流通市場が形成され、規制当局は安全性の懸念からこの市場の抑制を図っている。