Promit Mukherjee

[オタワ 20日 ロイター] - カナダ統計局が20日発表した6月の総合ベースの消費者物価指数(CPI)前年同月比上昇率は2.8%と、予想以上に鈍化した。

米国とイランが戦争終結に向けた覚書に署名したことを受け、ガソリン価格が大幅に下落したが、その後中東で戦争が再燃し、再び上昇し始めている。

前月比では0.4%下落した。

・ロイター調査によるアナリスト予想は、前年比が2.9%上昇、前月比は0.2%下落だった。

・前月のCPI上昇率は3.2%と29カ月ぶり高水準となり、2年超ぶりにカナダ銀行(中央銀行)の管理目標圏上限である3%を超えた。

・6月CPI上昇率の最大の押し下げ要因はガソリンで、給油所価格が10%超下落した。前年比では20.5%上昇で、伸びは前月の33.2%上昇から鈍化した。

・ガソリンを除くと、5月と変わらずの2.2%上昇だった。

・ガソリン価格上昇が続いたことで、6月はCPI構成品目の約18%を占める交通費が前年比6.7%上昇した。

・コア物価指標として注目されている構成品目変動率の中央値を示す「CPIメジアン」は1.9%上昇で5月の2.1%から鈍化。極端な価格変動の項目を除外した「CPIトリム」は1.8%上昇と、同2%から鈍化した。

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