Jody Godoy Dawn Chmielewski
[20日 ロイター] - 米連邦地裁は20日、メディア大手パラマウント・スカイダンスによるワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収計画について、少なくとも8月3日までの差し止めを命じた。
パラマウントによるワーナーの買収計画を巡っては、カリフォルニア州のほか、ニューヨーク州、コロラド州、マサチューセッツ州など12州が、買収によって映画・テレビ業界で価格を引き上げる力を持つ巨大メディア企業が誕生し、競争が阻害される可能性があるとして、買収計画の阻止を求めて提訴していた。
オークランドの連邦地裁のアラセリ・マルティネス・オルギン判事は、12州は「強力な立証」を行ったと判断。8月3日に開く審理で、訴訟が続く間は買収手続きを差し止めるべきか判断する。最終判断には数カ月かかる可能性がある。
ニューヨーク州のジェームズ司法長官は「今回の判断は買収計画によって不利益を被る全ての人にとって重要な勝利だ」と述べた。
パラマウントの広報担当者は「州司法長官らの反トラスト法上の主張には根拠がないと確信している。想定されている市場区分や反競争的効果に関する主張は現代の市場実態に照らして全く根拠がない」と反論している。
この日の米国株式市場でワーナー・ブラザース・ディスカバリー株は前営業日比3.75%安の25.86ドルで引けた。