Lewis Krauskopf

[ニューヨーク 17日 ロイター] - 20日からの週の米国株式市場は、本格化する企業決算発表が相場を左右しそうだ。22日にグーグルの親会社アルファベットやテスラ、23日にはインテルが決算を発表する。

LSEGのIBESデータによると、S&P500種企業の第2・四半期利益は25.7%の大幅増が見込まれている。

ステート・ストリート・インベストメント・マネジメントのチーフ投資ストラテジスト、マイケル・アローン氏は、不安をかきたてるニュースが続く中でも米株市場が高値を更新し続けるのは、ファンダメンタルズが底堅く、企業業績が好調だからだと述べた。

「マグニフィセント・セブン」の一角であるアルファベットの決算は特に注目されている。

同社はハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)でもあり、データセンターや人工知能(AI)インフラの構築に数十億ドルを投じている。それが「AI相場」を演出し、インテルなどの半導体企業、その他関連株の株価上昇をもたらしているだけに、アルファベットが後退姿勢を見せれば「AIエコシステム全体に波及効果が及ぶ可能性がある」とヘニオン・アンド・ウォルシュ・アセット・マネジメントのケビン・マーン最高投資責任者(CIO)氏は指摘する。

このほか、フィリップ・モリス・インターナショナル、防衛請負業者RTXなど、S&P500種企業の80社以上が決算発表を予定している。

開戦から約5カ月となる米イラン紛争が足元で再び激化し、投資家は相場への影響を引き続き警戒している。緊張の再燃によってエネルギー価格が上昇し、インフレ加速が懸念されている。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。