[ストックホルム 17日 ロイター] - スウェーデンの自動車メーカー、ボルボ・カーが17日発表した第2・四半期(4─6月)決算は、営業利益が8億スウェーデンクローナ(8280万ドル)で、第1・四半期(16億クローナ)から大きく減少した。営業利益率も1.6%から1.1%に低下したが、下半期に改善すると予想した。

第2・四半期は中国での販売が35%減と予想を上回る落ち込みとなった。

ホーカン・サムエルソン最高経営責任者(CEO)はロイターに対し、「非常に厳しい状況だ。販売台数は減少し、激しい価格競争が起きている」と指摘。「そのため、中国における収益性は満足のいく水準には程遠い」と述べた。

フレドリック・ハンソン最高財務責任者(CFO)は、中国の不振は予想以上だったと説明。「われわれも含め、誰もが(第1・四半期は)少し不安定になると考えていたが、第2・四半期は業界にとって驚きだったと思う」と述べた。

最高コマース責任者(CCO)のエリック・セヴェリンソン氏は、「中国は現在、自動車業界全体で最も困難な地域だ。しかし、われわれは値引き競争には参戦しない」と語った。

イラン紛争に伴う原油、原材料価格の高騰も打撃となっている。ハンソン氏は下半期に影響が出るとの見通しを示した。

下半期は、新旗艦モデルのスポーツ多目的車(SUV)「EX60」の生産が本格化するに伴い、利益率の改善、販売も上半期比で10%の増加を見込む。

昨年開始した180億クローナのコスト削減計画については、50億クローナの間接費削減を前倒しで達成したと発表した。

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